--- /dev/null
+# 追加のステータスコード
+
+デフォルトでは、 **FastAPI** は `JSONResponse` を使ってレスポンスを返します。その `JSONResponse` の中には、 *path operation* が返した内容が入ります。
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+それは、デフォルトのステータスコードか、 *path operation* でセットしたものを利用します。
+
+## 追加のステータスコード
+
+メインのステータスコードとは別に、他のステータスコードを返したい場合は、`Response` (`JSONResponse` など) に追加のステータスコードを設定して直接返します。
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+例えば、itemを更新し、成功した場合は200 "OK"のHTTPステータスコードを返す *path operation* を作りたいとします。
+
+しかし、新しいitemも許可したいです。itemが存在しない場合は、それらを作成して201 "Created"を返します。
+
+これを達成するには、 `JSONResponse` をインポートし、 `status_code` を設定して直接内容を返します。
+
+```Python hl_lines="4 23"
+{!../../../docs_src/additional_status_codes/tutorial001.py!}
+```
+
+!!! warning "注意"
+ 上記の例のように `Response` を明示的に返す場合、それは直接返されます。
+
+ モデルなどはシリアライズされません。
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+ 必要なデータが含まれていることや、値が有効なJSONであること (`JSONResponse` を使う場合) を確認してください。
+
+!!! note "技術詳細"
+ `from starlette.responses import JSONResponse` を利用することもできます。
+
+ **FastAPI** は `fastapi.responses` と同じ `starlette.responses` を、開発者の利便性のために提供しています。しかし有効なレスポンスはほとんどStarletteから来ています。 `status` についても同じです。
+
+## OpenAPIとAPIドキュメント
+
+ステータスコードとレスポンスを直接返す場合、それらはOpenAPIスキーマ (APIドキュメント) には含まれません。なぜなら、FastAPIは何が返されるのか事前に知ることができないからです。
+
+しかし、 [Additional Responses](additional-responses.md){.internal-link target=_blank} を使ってコードの中にドキュメントを書くことができます。
- tutorial/body.md
- tutorial/query-params-str-validations.md
- tutorial/header-params.md
- - tutorial/cors.md
- セキュリティ:
- tutorial/security/first-steps.md
+ - tutorial/cors.md
- 高度なユーザーガイド:
+ - advanced/additional-status-codes.md
- advanced/response-directly.md
- advanced/custom-response.md
- project-generation.md